日曜日, 1月 17, 2010

サーバの故障

 今さらの話題なのだが、1ヶ月前の12月17日にサーバのハードディスクが故障した。しばらく私のサイトへのウェブアクセスができなかったことに気付いた方がおられるかもしれない。
 サーバ機は、1998年に買った、Windows NTプレインストールだったノートPC(CPUクロック133MHz)。もう1台の、2002年に中古で買った、Windows 95プレインストールだったノートPC(CPUクロック150MHz)との交代で、一方を予備サーバとしながら動かしていた。何年も連続運転しているので、そろそろ危ないとは思っていたのだが、予備サーバの動作をしばらく点検していなかった。予備サーバを動かそうとしたら、こちらも立ち上がらなかった。
 Windows 98プレインストールだったノートPC(CPUクロック400MHz)が3台あり、うち1台にLinuxをインストールしてあったので、急いでこれをサーバに仕立てた。まずDNSとウェブサービスを優先的に復旧。ウェブコンテンツはクライアントPCに保管していたので復旧できたが、掲示板の記事は消失した。次にPostfixを入れてメールサービスを復旧し、メーリングリストの再構築、BINDやapacheの最新化、NTPの設定などを行った。どういうわけか/etc/localtimeファイルがなくて時刻がJSTで表示されないなどのトラブルがあったが、しばらくしたら予備サーバが起動するようになったので(温まったからだろうか?)、ここから設定ファイルをコピーして解決した。
 完全復旧の後、Windows 98プレインストールだったPC3台のうちもう1台にLinuxをインストールして、新しい予備サーバに仕立てた。
 連続運転に耐えるように設計されてはいないノートPCだが、よくもったものである。予備サーバの動作を時々確認しておくべきことと、古いサーバ機はほどほどで新しいマシンに交代させるべきことが教訓だった。
 それにしても、スパム対策技術のコンテンツやS25Rホワイトリストなどで日本中から頼られているGabacho-Netが古いノートPCで動いていることを知ったら、びっくりされるだろうか。

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