日曜日, 11月 22, 2009

要点の説明を手直し

 S25Rホームページで、S25R方式の要点を次のように説明していた。

●逆引きできないクライアントを応答コード「450」(「後で再試行せよ」の意味)で拒否。
●逆引き名からメールサーバでないと推定されるクライアントを応答コード「450」で拒否。
●応答コード「450」による拒否に対して規則的に再試行する正当なメールサーバをホワイトリストで救済。

 これを、11月17日に次のように手直しした。

●逆引きに基づいてエンドユーザーコンピュータと推定したホストに再送要求(応答コード「450」)を返して受信拒否。
●メールサーバを誤判定した場合は再送アクセスが来るので、ホストをホワイトリスト登録して受信。

これは、講演のスライドに書いた文章と同じものである。
 以前の説明は、自サイトのメールサーバにどのような動作をさせるかという観点の文章だった。手直しした文章は、S25R方式のコンセプトの説明に重点を置いている。
 なぜこのように手直ししたかというと、「逆引きできないホストを蹴るのは悪いスパム対策方式だ」とかたくなに信じ込んでいる頭の固い人に批判されるのはつまらないと思ったからである。
 また、説明を受信拒否について1文、救済について1文としたことにより、受信拒否と救済が同じ重みに見えるということも狙っている。もちろん、S25R方式では偽陽性判定からの救済が重要だからである。

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