土曜日, 3月 28, 2009

OptPlusの認証画面の脅し文句

 「OptPlus」でググると、7位に面白いページがヒットする。

OptPlus メール
注 意: このシステムはそちらの接続環境(66.249.67.207)で認証したことを自動的に記録いたします。認証後、迷惑メールと判断されるメールを送られてきた場合、法的な処置をとる場合がございますので、翌゚ご了承下さい。 ...
mail.yungjin.co.kr:8886/mmpmgr/user/auth_view.php?msgid=498146C84719&lang=jp - 6k -
(ごみ文字が入っている)

 このサイトは韓国の製薬会社。OptPlusの認証画面である。
 66.249.67.207は、逆引きするとわかるが、GoogleのロボットのIPアドレスである。Googleはどうやってこのページを見つけたのだろうか。この会社にメールを送ってバウンシングバック認証要求メールを受けた人しか知り得ないURLのはずである。誰かが公表したのかと思ったが、検索しても見つからなかった。
 アクセスしてみると、警告文のIPアドレスの部分は自分のIPアドレスになることがわかる。サーバ側でアクセス元のIPアドレスを検出して表示して見せることができるのは当然のことだが、インターネットの仕組みに詳しくないユーザーは不気味に感じることがある。何かを問い合わせようと思ってメールを送った人は、自分のIPアドレスの表示と「法的な処置をとる」という脅し文句に恐れおののいて、認証手続きをせずにあきらめてしまうかもしれない。
 お客様への気配りの心をわきまえた日本人は、こんなことをしてはいけない。

0 件のコメント: