木曜日, 1月 04, 2007

奇跡的な阻止率

 2006年12月に受信したスパムは1通だけだった。宛先の正しいスパムを送り込もうとしたホストは202個。ここから計算した阻止率は99.5%。7月には97.4%(9月15日「宛先の正しいスパムの阻止率」)、勤務先でのBecky!によるフィルタリングの判別率も97%くらい(9月23日「Becky!でのフィルタリング」)なので、ちょっとびっくりする値であった。11月を振り返ってみたら、192個中3個のホストからスパムを受信したので、阻止率は98.4%。これも相当高い値だった。
 12月に阻止し損ねたスパムの送信元はd127.dana01.swarthmore.edu。エンドユーザー回線っぽい逆引き名だが、ルール5が上位3階層を検査から除外するので、引っかからなかった。つまり、12月には、宛先の正しいスパムアクセスのうち、サーバっぽい逆引き名のホストからのものは一つもなかったのである。
 乗っ取られるサーバが減ったからだろうかとも思ったのだが、そうも言えないような気がする。勤務先では、受信するスパムが毎月順調に(^^)増加しており(12月には、御用納めの日までに受信したスパムが2000通を超えた)、97%強という判別率にほとんど変化がないからである。もう少し様子を見なければなんとも言えない。もしかしたら、99%を超える高い阻止率は一時期のまぐれなのかもしれない。
 しかし、ともかく、スパム対策をしていない勤務先ではスパムの受信が増え続け、スパムをはね返している自宅サイトでは減り続けている。強固な防衛が平和をもたらすのは確かなようである。

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